保育園で泣く息子を見送った3日間

去年の夏、夢のマイホームが完成し引っ越しをしました。こんなにも人気の保育園を奈良の大和高田でもとは 息子が2歳の時から約2年お世話になっていた保育園は少人数でアットホームな保育園で毎日とても楽しそうに通っていました。しかし、新居から通うのは片道約1時間かかるため近所の保育園に転園申請をし、2カ月後入所できるとの通知がきました。新しい保育園は以前の保育園の1.5倍くらいの規模で園児の数も多く1日目、慣らし保育から帰ってきた息子は「前の保育園にいきたい。」と泣きながら訴えてきました。親の都合で転園させてしまったこと、仲良しのお友達と中々会えなくなってしまったことを思うととても切なく、申し訳ない気持ちになりました。2日目、泣く息子を保育園に連れていき私から離れない息子を先生が引きはがし、抱っこして園の中に連れて行く姿を見送りました。2日目も迎えに行くと「明日は前の保育園に行ける?」と尋ねられました。前の保育園にはもう行けないんだよと説明すると「いやだ」と訴えられました。3日目、やはり朝は泣いて私にしがみつき保育園に行くことを拒否していましたが、先生とお友達に連れていかれる姿を見送りました。その日迎えに行くと息子は「もう少し遊びたかった」「○○ちゃんと○○くんと遊んだ」と初めて楽しかった様子が聞けました。先生からも、「言っていることをきちんと聞いて回りを見ながら行動ができています。」とお話しをしていただきました。息子の泣く姿を見送って不安でしたが、連絡帳に毎日息子の様子を詳しく記載してくれていたため、私も安心することができました。そしてその次の日から、泣かずに登園ができるようになりました。園児の人数が多いため、なかなかみんなの名前を覚えるのは大変だったと思いますが、はやくなじめるようにと色んなグループに息子をいれて配慮してくださり、7カ月たった今息子は毎日のように「迎えにくるのが早すぎる。もっと遊びたかった。」と文句を言ってくるようになりました。また、毎日楽しく保育園での生活を送れるようになったのは息子の頑張りのほかに先生方のサポートのおかげでもあります。どんなにも口コミで奈良の保育園を抑えるとも息子がなじめるようにと本当によくしていただいたので4月になり、担任の先生が変わってしまうのが寂しく思いますがまたいい先生と巡り合えるといいなと思っています。