幼稚園でのお弁当の時間は私にとって格別でした。そこで採用保育士が奈良では大和高田のどこにかお昼になるとイスを机代わりにしてお弁当を広げます。そして「おべんと、おべんとうれしいな♪」という歌を歌い、いただきますの挨拶をして食べ始めます。隣同士のお友達と「このクリームコロッケはね、冷凍なの」とか「この天ぷらはお惣菜。嫌になっちゃう」とか話すのです。ここでもうトイレつまりのことは枚方ならとは半分おままごとのような感じでお弁当の時間を過ごすのです。女の子は大人びていると言いますが本当だなと思います。そしてこの光景を優しい眼差しで見守ってくれていたのが担任の先生。とっても笑顔が素敵でふんわりした雰囲気の先生でした。先生は「〇〇ちゃんの卵焼き美味しそう!」とか「お母さんは料理が上手だね」と声をかけてくれます。素行調査を行う探偵は大阪で私はこの先生が大好きで、話したいばかりに「先生、お腹がいっぱいです」とお弁当箱を持って行くのです。すると先生は「〇〇ちゃんのお母さんが一生懸命作ってくれたお弁当だから、このちっちゃいおむすびは一つ食べようね」「この卵焼きをパクっと食べられたらかっこいいな~」など言ってくれます。こうして励まされた私は嬉しくなり、お弁当をペロッと平らげるのです。このどんな転職でも薬剤師からはどうにはそして帰りの会が終わると先生とじゃんけんをして勝つと抱っこをしてもらえます。心の中で”絶対に勝つ!!”と叫び、見事に負けた私の頭を撫ででくれた先生。その話題では奈良の保育園が一番というにはあの優しい手のぬくもりは今でも覚えています。