卒園式で大泣きし、先生に抱きついて泣きじゃくっていた25年前。奈良でも評判の大和高田の保育園ではこんなにか現在は結婚し、1人息子の成長を気長に待つ1児の父です。昨年4月、息子も晴れて幼稚園入園となり、毎日幼稚園バスに元気に乗って通園していますが、中々忙しく、幼稚園行事などには私自身参加できずにいました。そんな中、夏のバザーが開催されるということで、趣味で作っていたプラモデルや、作製しようと溜め込んでいた新品を持ち、妻と子供3人で参加しました。幼稚園バザーというものは時代が進んでもあまり変わらない行事なのか、私の記憶の中で今は亡き母が面倒くさそうに集めていた、何に使うのかよくわからない物や明らかに壊れているただの不用品処理と同じようによくわからない物が並んでいました。妻と2人、大した期待もせずウロウロと品定めをしていた際、私の元に歩み寄る1人の女性がありました。特に気にせず物色していると、その女性は訝しげな表情をしながら『すみません…』と声をかけてきて、そんなに早いホームページ制作 をどこからにも私も私でせっかくの休日なのに、という気持ちもあり、我ながら態度が悪いと感じつつ一瞥しながら返事をすると、その女性はおもむろに私の下の名前を呼びました。ギョッとして振り返った先にいたその女性は、だいぶシワも増え、年相応に年齢を重ねてはいたものの、私が通っていた幼稚園の担任の先生でした。一瞬の間を明け、私が『もしかして佐藤(仮名)先生ですか?』と答えると、『やっぱりそうだったんだ』と当時と変わらない優しい笑顔で答えてくれました。私が当時お世話になっていた、大好きだった佐藤先生は、偶然にも息子の通う幼稚園で現在園長として働いていたのでした。もしかすると母よりも甘えて母よりも甘やかされたかもしれない、大好きだった佐藤先生に、25年ぶりに会えたのは非常に嬉しく、また先生も私の成長した姿を見ることができ本当に良かったと言っていただき、せっかくの休日に、奈良で口コミをする保育園はどうしてもここになどと思っていた数分前の自分を恥ずかしく思うとともに、とても暖かく嬉しい1日となりました。