私の両親は共に一流企業勤めでした。そのため、幼少期から何一つ不自由なく生活できました。大和高田で保育士を採用するにはだから親には感謝するばかりで文句を言ってはいけないのですが、それでも確実に寂しさを感じたことは、親が相手をしてくれる時間が少なかったことです。ふたりとも忙しく働くから会える時間も少なかったとおもいます。そんなのだから保育園の参観日や運動会にも不参加のことが多かったです。そんな私の寂しさを和らげてくれたのが私の母と同じくらいの年齢の女性の先生でした。奈良で口コミをする保育園はどうしても親子参観日のお昼ご飯は親子で座って食べるようになっています。私の親は会社にいて不参加なので、その際には先生が隣に座って親代わりをしてくれました。運動会の親子競技では先生が親代わりとなって一緒に参加してくれました。正直言うと親が来ている子どもたちが羨ましいともおもいましたが、私は先生の優しさが大好きだったので幼いながらも感動して嬉しく思っていました。その思い出はいつまでも残っています。その先生は定年で引退されることになりました。保育園は家の近くで、その情報もすぐに耳に入りました。感謝のおもいを込め、成人をこえた私は自分の給料でケーキを買って持っていきました。先生がやさしく微笑んで喜んでくれたのが最高に嬉しかったです。いつまでもあの頃の感謝を忘れません。