僕が園児だった頃に体験した先生との嬉しい体験談です。そんなバイリンガルスクールでは神戸のどこかでも僕は生まれつき背が低く、幼稚園に入園してからも常に整列では一番前に並んでいました。おまけに控えめな性格であったため、よく同級生達にからかわれたりしていました。からかってくる同級生に対しては、いつも悔しくて反撃したい気持ちではありましたが身体が小さいため自分に自信が持てず、常に我慢している状況でした。そんな僕に、いつも優しく接してくれる先生がいました。からかう同級生に対してきちんと注意をしてくれていましたし、奈良でも評判の大和高田の保育園ではここからは「いつも言い返したり手を出さずに偉いね」と褒めてくれました。そのことが僕にとっては嬉しかったし、何よりも先生に褒められているということが少しばかりの自信でした。そんな幼稚園での生活の中、季節は運動会のシーズンに突入しました。僕は年長ということもあって、幼稚園で行われる運動会もその年で最後となりました。何とか親には活躍する姿を見せられたらと考えてはいましたが、足が速いわけではありません。どんなに考えても僕が出場する競技で、活躍するシーンが思いつきませんでした。「頑張っている姿を見せられれば、それで…」という考えに至った時、嬉しい出来事がありました。それは組体操の位置で、僕がピラミッドの一番上、奈良では保育園の話題を聞くとどこかではもうつまり組体操の中で一番目立つポジションに割りあてられたのです。そしてそのポジションを割りあててくれたのは、あの優しい先生でした。当日、僕は見事、組体操のピラミッドで一番上でポーズを決めることができ親も大変喜ぶ結果となりました。その先生には感謝しかなく、組体操のポジションに関してお礼を言いました。すると「R君はいつも周りのお友達と仲良くしているし、まわりを見ることができているね。一部の子にからかわれることがあっても、園のお友達はR君を慕っているよ。だからR君が一番上のポジションになった時、神戸でインターナショナルスクールが沢山あるからは皆お友達は不満なく協力してくれたんだよ。もっと自分に自信を持ってね」と言われました。先生の言葉は今でも僕の中で宝物です。