自分が5歳の時のことです。いつもはだいたい17時くらいに母親が自分を保育園まで迎えにきていました。しかしその日は、どうにも神戸でインターナショナルスクールというと母親の会社でかなり急ぎの仕事が入り、どうしても会社を抜けられない状態になりました。父親も同じく会社で保育園に来れず、閉園の時間まで親が来れないというまさかのトラブルがありました。閉園してしまい、先生までが自分よりも先に家に帰ってしまいます。後にも先にも、先生が自分よりも早くに園を出るのを見たのはその時だけでした。とても不安で寂しくなります。そんな中、若い独身の女性の先生が、自分の面倒を見ることになりました。園は締めてしまうので、先生が特別に自分を家を送ることにしました。奈良から評判の保育園ならばと進んだゆくにはもう時間も遅く、自分も先生もお腹が減ってしまっています。なので、先生が家まで来るまで送ってくれる途中で二人でファミレスに寄りました。それが人生始めてのファミレスでした。先生はチーズの乗ったハンバーグをご馳走してくれました。会計は出世払いで良いという冗談を言ってくれ、自分の心細さはなくなりました。大好きな先生だったので、一緒に食事出来て嬉しかったです。先生が家に連れて行ってくれた時にはもう眠くてまともに起きていられなかったと記憶しています。親が来なくて心細い中、どこに口コミで奈良なら大和高田の保育園からは就業時間を過ぎても面倒をみてくれた先生の優しさが今でも忘れられません。感謝しています。