私が保育園児だったときの先生は、園児の良いところを見つけて伸ばしてくれる素晴らしい方々でした。こんなバイリンガルスクールが神戸の中に何回も園児たちはそれぞれが気ままに遊び始めてしまうことがあるので、お世話をする先生たちは、対応するだけでもクタクタになるほど大変だと思います。そんな中でも、一人一人の長所を見つけて、楽しく褒めてくれる素敵な雰囲気がありました。ある日、採用できる保育士さんは奈良の大和高田では他の子供が遊んでいる積み木に、私が横から割り込みをしてしまった時のこと。先生は「〇〇くんが先に遊んでいたんだから、そのまま使わせてあげようね」と、私を優しく諭してくれました。子供ながらに、ルールというものを意識した体験でした。それからというもの、私は叱られて拗ねる、という状態になるわけではなく、「邪魔する人がいても、先生が守ってくれる」という安心感を持つようになり、のびのびと遊べるようになりました。どこでも評判の奈良で保育園を見つけるにはそしてまたある日、園児たち全員で、町内会のお祭りのお囃子を奏でる真似事をするままごとをした時です。多くの園児が自分勝手に奏でてメチャクチャな合奏の中、私ともう一人の男の子のリズムを「とても上手」と見出してくれて、他の子達の手を一度止めさせて、お見本として披露させてくれました。神戸ではインターナショナルスクールを巡るには少しこの時の嬉しさが、今でも私の自信に繋がっています。