娘が幼稚園へ通っていた頃担任の先生には本当によくしてもらいました。私の娘は小さい頃じっとしていることがとても苦手で、他の子がじっとして先生の話を聞いているとき娘はイスに座っていないことが多かったのです。担任の先生とは毎日娘の様子を連絡帳など通してやりとりしていて園での様子を把握していました。心配で心配で、この先どうしたらいいのだろうと毎日悩んでいました。脳に異常もなくふつうの健康な女の子なのに落ち着きがなく、集団で過ごす場所にいるとすごく浮いてしまっていたのです。その悩みを担任の先生に話し先生の理解があって無事卒園できました。卒園式は感動感動・・・また感動。無事卒園できたうれしさと何よりこんな娘が園でとても大事にされてきたことに感謝しかありませんでした。卒園式が終わって教室へ戻り担任がお別れの挨拶をしたのですが、その時も娘はひとり後ろに立っている私の元へ駆け寄りました。私が困っていたら先生は娘を抱きかかえて自分の膝の上へちょこんと座らせながら話を進めたのです。最後の最後まで先生の手を煩わせてしまったけど、娘がいたからこのクラスは楽しいことが他のクラスに比べたくさんあったと言ってもらえました。